高齢者向け住宅は複雑だ。。。
2009/04/19
高齢者向け住宅は複雑だ。。。
本日はパナホームさんが主催する介護ビジネスセミナーに参加してきました。
その中で高齢者向け施設による土地の有効活用の講義があり、介護事業研究会の島内さんからお話を伺うことができました。
高齢者向け住宅といってもいろいろあり、よく耳にする特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、療養型病床のいわゆる介護3施設はグループホームおよび介護付有料老人ホームとともに介護保険指定事業であり、住宅型有料老人ホームは介護保険指定外事業であってこれらは厚生労働省の所轄事業として区分されています。
一方、国土交通省では高齢者の住居を高齢者円滑入居賃貸住宅、高齢者専用賃貸住宅、高齢者優良賃貸住宅と区分しているようです。
これらは設置や設備基準と入居者に対するケアの内容によって複雑な相関関係を形成してるのですが、そのアウトラインを知ることができました。
我々の鑑定業では従来は土地の適切な利用方法として「共同住宅」や「店舗」などと判断してきましたが、最近では共同住宅でも単身者向けかファミリー向けかなどより細かい判断が求められてきています。
しかし、その利用方法の判断が「高齢者向け」と判断せざるを得ない時代がすぐそこまできています。従ってこういう分野に対する知識も備えていかなければならないな-と感じました。
【関連リンク】
介護事業研究会HP
http://www.kaigoken.com/
コラムの関連資料は、PDFファイルです。
PDF ファイルをご覧いただくためには、Adobe Reader ® が必要です。
アドビ社のサイトより無料でダウンロード可能です。