ホテルも三”社”三様
2009/04/22
ホテルも三”社”三様
先週たまたま新聞で東海地方のホテルチェーンの記事が重なったのでその三社の比較をしてみました。
①リゾートトラスト
会員制リゾートホテルのエクシブなどで有名な会社でありますが「トラスティ」というブランド名でシティーホテルも展開しています。最近の不況によるリゾートの業績不振を補うためにこのビジネスホテルに力を入れていくようです。客室稼働率がリゾートホテルでは60%程度ですが85%を維持しているようです。
②名鉄犬山ホテル
名古屋の最大手鉄道会社の名古屋鉄道グループが経営するホテルです。やはり不況によりバンケット需要の落ち込みがあるので1億円強を投じて客室を改装し売り上げアップを図るようです。
③志摩観光ホテル
超高級リゾートホテルの新館がオープンし、半年が経ちました。オールスイートの一泊6万円台からという高額な価格設定であります。客室稼働率は見込みを届いてないそうですが、一人あたりの平均単価は予想を超えて健闘しているようです。
不況不況といわれていますが各社とも独自の戦略を立ててがんばっていらっしゃいますね。東海地方は国際的な外資系ホテルは少ないのでこのような地元の企業のがんばりが観光客にいいサービスを提供してくれるものと期待します。
私は①と②については伺ったことがありどちらもいいホテルであります。しかし③については、特に旧館が著名な建築家による設計で小説やドラマの舞台にもなった有名なホテルであるのに、残念ながら未だに伺ったことがありません。聞けば海の幸を使ったシーフードカレーがおいしいとの事。あの小説のようになかなかお正月に一家で宿泊してフレンチを楽しむなんてのはタイヘンですが、せめてお昼でも食べにいって、「カレーなる一族」になってみたいものですね-。
【関連資料】
→ 新聞記事 (PDF:525KB)
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