生キャラメルからみる今の札幌経済
2009/04/26
生キャラメルからみる今の札幌経済
24日、25日と札幌に出張にいってきました。まだ肌寒いものの、雪はすっかりとけ木々が芽吹く春真近の雰囲気でありました。
市内の中心部の大通は平成22年度の完成を向け、札幌駅と大通駅を結ぶ地下歩行道の建築工事が進められ、都市再生特別地区の指定を受けている日本生命札幌ビルの低層棟もその形をあらわしてきました。
また、創成川のトンネルが完成していました。これまで川によって東西の地域が分断されていましたが、回遊性の向上につながると期待されます。
上記のような都心の集中的なまちづくり事業の進捗や相変わらず大賑わいの週末のススキノを見ると、変わらない様子にほっとしました。
・・・しかし、新聞や札幌地方の経済紙を読むと暗いニュースばかり。。。やれ丸井今井のスポンサー選定が仕切りなおしになるとか、道内一のゼネコンのリストラ話やANAの丘珠空港からの撤退問題、それと観光客の減少の話が。。。
そんな視点で改めて街をぶらぶら歩くと、花畑牧場の直営店があったので、話のネタに覗いてみると、写真のように生キャラメルがこんなにたくさん!?GW前の普通の週末だからでしょうか?うれしいような、かなしいような。。。
そのほか昨年の年末に行った時に比較して明らかに売り切れ店は少なく、この状況がじゃがポックルや北菓楼の開拓おかき(甘エビ味)にも見られました。もともとこれらのレアものお土産も、場所(出発ロビー内で地方便の搭乗口近くではあまっている場合がある)や時期や時間(午前と午後では全然違う)によりいわゆる需給ギャップが生じていましたが。。。
レアもののお土産はレアであることに価値があるので、GWにはたくさんの方が札幌に訪れて、地域経済のためにも大いに楽しんで頂き、おみやげ争奪戦という平和な戦いをくりひろげていただきたいものですね-。
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