Bonjour! Takayama
2009/05/02
Bonjour! Takayama
先日仕事で岐阜県の高山市に行った時に、時間を見つけて市内観光をしてきました。
GWなので観光名所である三町伝統的建築物群保存地区、いわゆる「古い町並」では多くの観光客が訪れて思い思いのショッピングや観光を楽しみ、賑わっていました。
その中で目につくのは写真でもご覧いただけるように外国からの観光客の多さです。高山市商工観光部観光課のH20観光統計によると平成20年で市内の観光客426万人のうち外国人は17万人ですが、その伸び率は前年度比29.4%という驚異的な結果となっています。
それには行政のキャンペーン効果もあったのでしょうが、何といっても2007年版の「Michelin voyager Pratique Japon」で三つ星をいただいたことが世界的なPRとなり、特にヨーロッパ圏からの観光客が増えた主要な要因といわれています。
確かに街を歩く外人さんは、フランス語とおぼしき言葉を話しながら皆さんうろうろと観光を楽しんでいました。そ-いうえばミシュランの東京のレストランガイドができて、三ツ星を獲得したレストランが予約でいっぱいになったのがテレビで放映されたとき、コメンテーターの人が「まったく、日本人はガイドブックなどにすぐに踊らされて主体性がないな~」とかなんとか言ってましたが、高山の様子を見ると、ヨーロッパの人だって同じじゃないかな?な-んて思いましたね-。
さらに共感を得たことは、一団の観光客が、重要文化財である飛騨国分寺の見学はそこそこに、その目の前にある大きな牛のオブジェがあって、ちょっと以前に問題を起こしてしまった有名な牛肉店の併設レストランへ、うれしそーにいそいそと入っていく姿を見たときでした。うーん、やはり「食い気」は世界共通ですね!
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