洗濯物は不動産価値に影響を与えるか?
2009/11/18
洗濯物は不動産価値に影響を与えるか?
yahooのニュースを見ていたら面白い記事がありました。
米国では一般的に洗濯物を外で干すのは景観を阻害したり、貧しさを象徴し、ひいてはそのエリアの不動産価値を低めてしまうものなのだそうです。
そーいわれると、私も学生の時、カルフォルニアでホームステイをしたとき、ずいぶん昔の話ではありますが、大型の乾燥機があってジーンズだろうがトレーナーだろうがどんどん押しこんで乾燥させていたように記憶しています。
ヨーロッパなんかはイメージとして地中海の青い空にカラフルな洗濯物がひらひらたなびいているおしゃれな街角の画を想像できるのですが、アメリカではあれが”貧乏くさい”と思われているなんて面白いですね-。
日本でもマンションのベランダに布団をかけないっていう管理規約がある事例はよく見ますが、落ちたりすることを防ぐ安全上の理由もあるようです。ただ洗濯物の外ぼしを規制しているのは私はお目にかかったことはありませんが、こう考えると超高級マンションなんかはそのような規制がありそうですね。。
ただし、そんな米国の意識も近年の環境問題の高まりから変わりつつあるようであり、外ぼし活動を支援する団体(Project Laundry List)もあるようです。
彼らのHPを覗くと教師やら活動家やらアーティストも参加して、”洗濯物は外に干そう!”と訴えています。
なんだか日本人からみると不思議な活動ですが、彼らは大まじめでやっているようです。こんなかれらの小さな活動がやがて大きな意識の改革につながるのかも知れません。
というわけで、日本では今までもこれからも洗濯は外ぼしが常識であってほしいですし、今後は外ぼしをしていないのは環境に対する意識が低いとして、逆に住民のセンスが疑われてしまうようになるかも知れませんね。
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