あれ? 景気は回復したのですか!?
2010/10/29
あれ? 景気は回復したのですか!?
昨日は東京に出張し、知人と会食したので、ぎりぎり東京10時発の最終の新幹線に乗って名古屋に帰ってきました。
過去にも乗車したことがあるのですが、以前の体験よりは乗客が多く、着いた名古屋駅でも我先にタクシー乗り場や名鉄などに乗り換える人でちょっとした混雑ぶりでした。
東京の人の多さは景気が良かろうが悪かろうがお構いなく、大賑わいであり、景気の良し悪しを体感できないものでありますが新幹線に乗った時の感覚では初めての体験でした。
そんなことを思い出しつつ、新聞記事をながめると、一面は為替相場の円高が一向に解消されず、株価も低調で企業業績に悪影響を与えるような要因ばかりでありますが、近頃発表になる各企業の4月~9月期の連結決済をみると、新興国との取引を主とする産業ではなく、基本的に国内で消費されるサービスのJR東海が3割近く前年同期比より増加しているのは驚かされます。
また同じ紙面の外食産業や製造業も2割、3割増はあたりまえで東急ではマンション販売が好調で純利益が2.4倍、猛暑とエコポイントによりヤマダ電機にいたっては過去最高益だったようです。
もちろんニュースとして報じられるのは、一部であり、厳しい会社の方が多く、ほかの民間調査会社だと、踊り場と表現したり、厳しい景況下にありながら穏やかな持ち直しが続くが先行き懸念が強まるとか、なんだかよくわからない表現もみられますが、いつまでも続くと思われた夏の暑さが、もう昨年の事のように感じられるほどガラッと変わって寒くなるように、景気も知らないうちに、想像以上のスピードでよくなったり悪くなったりしているのかも知れません。
はやく本格的な冬になる前に、一部に回復基調にある景気の熱さが弊社にもやって来てくれることを切に願うばかりです。。。
【関連資料】
→ 2010.10.28 日経新聞 (PDF:609KB)
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